WORK02
現在進行中の施工現場レポートです。
新規工事を11月18日に契約(受注)しました。
今回受注した工事は、令和6年能登半島地震により被災した伏木地区の外港施設の復旧工事となります。
■工事名 伏木富山港(伏木地区)港湾災害復旧 伏木外港海岸護岸外復旧工事
■発注者 富山県伏木港事務所
■工期(当初) R6.11.19~R7.3.21
■工事場所 高岡市伏木磯町 地内
■工事概要 伏木外港海岸護岸 L=400m
コンクリート舗装工A=3,163㎡、側溝工 L=615m、L型擁壁工 L=28m、波返工 N=2箇所
■現場代理人 犀川 秀紀
■主任技術者 犀川 秀紀
先月1月25日から二重管ダブルパッカーの一次注入作業(CB注入)を行っています。
一次注入は、セメント・ベントナイトを計量混合し、マンシェットチュープ内に注入ホースを通し、先端部のダブルパッカーから地盤に注入を行う作業になります。
4セット(の設備)で施工を行っています。
両端部の黒い部分をマンシェットチューブ内で膨らませ、金属部分の穴から注入材を噴出させます。
1月9日から現場作業の方をスタートしました。
地盤改良工のうち、【高圧噴射撹拌(JEP工法)】の作業から始めており、こちらの方はすでに完了しています。
1月15日からは薬液注入 【二重管ダブルパッカー】の作業を行っています。
こちらの方は、[削孔]⇒[一次注入]⇒[二次注入]の施工サイクルとなっており、現在 [削孔] の工程となっています。
[削孔]のみのサイクルは下記の順序となります。
マンシェットチューブ建込み・設置後は、ケーシングパイプを引抜き、別の孔へドリリングマシンを移動し削孔を行います。
二重管ダブルパッカーの方は2月中旬ごろまでかかる予定です。
今週(12月18日~23日)も、鋼矢板VL型の施工を行いました。
1日1枚の施工なので、先週の1枚を含め7枚目まで完了しています。(10枚なので、残り3枚=3日間)
週末は40~50cmの積雪がありましたが、除雪を行い作業を行っています。
12月16日、1枚目の鋼矢板VL型 L=23m(継矢板L=11m+12m)の圧入を行いました。
前日(12月15日)に1本目のパイルオーガ・ケーシングの先行掘削まで完了していたので、2本目のパイルオーガ・ケーシングを継ぎ足してからのスタートになりました。[ちなみにパイルオーガ・ケーシングの長さは1本目が12.5m、2本目が11.0mです]
以下、下記写真の順序で作業を行っています。
1サイクルを行ってみて、1日当たり1枚施工でやっとの感じです。
継矢板での施工のため、オーガ・ケーシングの接続作業(継足し・切り離し)の手順が多くなり、それに時間が取られてしまいます。
本工事では10枚 設計されているので、片付作業を含め年末までかかる見込みです。
※先行掘削時は、先端ヘッドはΦ600。矢板同時圧入時はΦ300で施工を行っています。
本日(12月15日)より、次工程の鋼矢板の施工に着手しました。
L=23mの鋼矢板VL型を圧入する設計のため、継矢板での施工となり現場溶接を行うことになります。
(L=12mとL=11mの鋼矢板を使用します)
今日は、圧入機本体、機材、鋼矢板等を搬入し、機械の組立を行って初期圧入の先行掘削まで行いました。
今週(12月4日~12月8日)はTRD施工機械の解体及び機材の積込・搬出を行いました。
TRD施工機械 本体の搬出は、来週月曜日PM9:00以降に現場を出発し、夜間の間に愛知県名古屋市まで運搬する予定です。
本日(12月2日) 最後の地中連続壁の造成作業を行いました。
掘削造成後、TRD施工機械からカッターポストを切り離し、ポスト3個ずつを90tクローラクラーンで引抜きました。
(約1ヶ月ぶりにカッターポストが地中から地上に上がってきました)
引抜き後、セメントミルクを注入しながら芯材10本の建込・沈設を行いました。
10本の施工により 計95本の芯材の沈設作業が完了しています。
今週(11月20日~)も引き続き、等厚式連続地中壁の施工を行っています。
1日当たり6本 芯材の建込・沈設作業を行っていて、本日(11月24日)現在 54本 施工を終えています。
残りは41本となり、このまま予定通り施工できれば12月1日に仕上がる見込みです。
11月27日以降、天候が雨又は曇りの日が続いていますが、等厚式連続地中壁の施工は継続して行っています。
地中壁の造成作業は、12月1日で完了予定でしたが1日ずれ込み 12月2日土曜日になります。
11月14日火曜日より、等厚式連続地中壁の造成作業を行っています。
今回工事で設置する芯材(H形鋼450×200×9×14)は長さがL=16mとL=15.5mがあり、全部で95本になります。
(1日当たりの施工数量は6本)
現場の作業スペースが狭く、芯材建込時 施工機械[TRD-Ⅲ型]を上越しするため、クレーンオペレーターから建込位置が直接見えないので無線・手合図を行い作業を行っています。
11月7日~11月10日にかけて施工機械(TRDⅢ型)によるカッターポストの自力建込を行いました。
カッターポストは1個当たり≒3.6mあり、アイドラを含め計9個を1個ずつ接続し繋いでいきます。(掘削、接続・建込の繰り返し作業)
地中連続壁の深さは、L=31.95mになります。(カッターポスト⇒3.6×9個=32.4m)
11月3日より「等厚式ソイルセメント地中連続壁工法」に用いる施工機械の組立作業を開始しました。
TRD工法の施工機械にはⅠ型からⅢ型まであり、本工事ではⅢ型の機械を使用します。
Ⅲ型は標準適用深度で最大60mまで施工が可能です。(適用土質=換算N値100未満及び礫径100㎜以下)
■TRDⅢ型の機体総重量は 160.5tになります。
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