WORK01

現在進行中の施工現場レポートです。

2024.07.06
[花尾災害復旧]プランター栽培

今回も、現場事務所前でプランター栽培を行っています。

ゴーヤ、ミニメロン、なす、ピーマン、ミニトマトを栽培しています🥬

少しずつ、実がなってきています🍅

2024.07.06
[花尾災害復旧]ジオテキスタイル拘束土壁

7/1(月)より、ジオテキスタイル補強土壁(1~16段)の施工を開始しました。

1~7段については拘束土壁工法にて行います。

 

0_ジオテキスタイル拘束土壁工法とは?
ジオグリッドで盛土材を包み込み拘束した一種の「土のう」を積層した構造となっています。ジオグリッドで拘束された盛土材は圧縮耐力に優れ、擁壁としての構造物として有効です。また、急峻な地形において、掘削量が低減でき、コスト削減が可能です。また、法面を緑化することが可能で自然との調和がはかれます。

1_アデムの加工
予めストックヤード等でアデムを設計長さに切断します。
切断したアデムに上下連結用の連結金具を2set 設置します。

2_法面ユニット連結金具仮留
ユニットとアデムを連結するための連結金具を取り付けます。連結金具のらせん部の山が一目づつユニットの目に合うようにはめ込み、直線捧をユニット底面のらせん部にさし込みます。

3_1段目法面ユニット設置、アデム敷設
ユニットを計画位置に正確に設置し、固定ピンにて2 箇所留めます。ユニットの上に、所定の長さに切断したアデムを重ね、直線捧をアデムの上側のらせん部にさし込み接続します。ユニットに植生シート、ユニットキャップを取り付けます。

4_背面型枠設置
背面型枠を計画位置に配置します。

5_盛土材のまき出し、敷均し。締固め
1層の仕上り厚さを20cm以下となるように、バックホウと人力により平坦に敷均します。締固めは、ハンドガイドローラーにより所定の密度がえられるよう入念に行い、端部や狭隘箇所についてはコンパクターにより行います。

6_層厚管理材敷設
2層目までの締固め完了後、幅1.0mの層厚管理材を法面延長方向に敷設します。さらに、3層目のまき出し、敷均し、締固めを行います。(層厚管理材は、法面ユニットに作用する土圧を低減させるとともに、植生の為の保水材としての働きを有します。)

7_アデムの巻き返し、上下連結
1段目のアデムを巻き返し、2段目のアデムと連結します。
1段目は基盤排水層であることから、吸出し防止材を全面に敷設します。

8_2段目法面ユニット設置
ユニット方向に十分なテンションをかけた状態で、アデムとユニットと連結します。

9_背面巻き込み部締固め
背面の巻き込み部にテンションを与える為コンパクターでアデムの上から巻き込み部の締固めを行う。かけた状態で、アデムとユニットと連結します。

10_裏込め部締固め
背面地山とアデム補強領域の間に裏込め土を投入します。裏込め部についても、補強領域と同程度の締固めを行います。

※ここまでが基本的な一連の流れになります。今回は1段目で基盤排水層であることから、全て砕石(C-40)でしたが、2段目からは現地発生土になります。また、2層目以降はこれらのほかにも、「水平排水材の敷設」「縦断排水管の布設」「横断排水管の布設」などがあります💦
「ねけ」「もれ」の無いよう、しっかり施工管理していきたいと思います‼️