施工ブログ
現在進行中の施工現場レポートです。
路床が完了し、9/14(土)、9/16(月)の両日で、下層路盤・上層路盤の施工を行いました。
〇下層路盤〔厚さt=350、再生砕石(RC-40〕
厚さt=150+100+100の3層で仕上げています。
〇上層路盤〔厚さt=200、再生砕石(M-40〕
厚さt=100+100の2層で仕上げています。
※今回の工事では大型の搭乗式の締固め機械は使用していないので、1層の仕上がり厚さを15㎝以下となるようにしています。
土木工事共通仕様書より☟
●下層路盤の規定
粒状路盤の敷均しにあたり、材料の分離に注意しながら、1層の仕上がり厚さで20㎝を超えないように均一に敷きならさなければならない。ただし、人力施工の場合には、1層の仕上がり厚は15㎝までを標準とする。
●上層路盤の規定
粒度調整路盤の敷均しにあたり、材料の分離に注意しながら、1層の仕上がり厚さで15㎝以下を標準とし、敷均さなければならない。ただし、締固めに振動ローラを使用する場合には仕上がり厚の上限を20㎝とすることができる。
9/17(火)朝から、路床・下層路盤・上層路盤の出来形について下請検査を行いました。
いずれも、問題はありませんでした。
9/17(火)は、10:30より段階確認(発注者監督員立会)として、路床・下層路盤・上層路盤の現場密度試験も行っています。
本日(9/14)8:00~10:00まで9月度1回目の安全教育を行いました。
①8:00~8:20 計画工程の説明
②8:20~9:00 DVD視聴「バックホウ!ヒューマンエラーに気をつけろ!」
③9:00~9:30 建設業の時間外労働の上限規制について
④9:30~10:00 職場における腰痛予防対策指針について、腰痛予防体操
9/11(水)より、路床盛土工の施工を行っています。
施工方法は、先の路体盛土工と同じですが、路床盛土工は富山県土木工事共通仕様書では1層の仕上がり厚が20㎝以下とすることが記されています。(路体盛土工は30cm以下)
9/13(金)で完了し、9/14(土)で下層路盤、9/16(月)で上層路盤を行い、9/17(火)10:30~路床・下層路盤・上層路盤の出来形確認及び現場密度試験を行う予定にしています。[第6回工事段階確認(監督員立会)]
9/3(火)で補強盛土工(ジオテキスタイル1~16段)の施工が完了し、現在は路体盛土工の施工を行っています。
富山県土木工事共通仕様書では、路体盛土の場合1層の仕上がり厚が30cm以下とすることが記されています。
9/5(木)に施工業者(㈱タケウチ工業)の下請業者検査を行い、9/6(金)に補強土壁工完了の社内検査を受けました。
9/4(水)から路体盛土工の施工を行っています。
今日(9/7)現在で、6層目(全11層)まで完了しています。
路体盛土工は約900m3で、補強盛土工と同じく500㎥に1回現場密度試験を行うことが規定されています。9/5(木)に1回目の現場密度試験を実施し、2回目は9/9(月)を予定しています。
谷側起点側の補強盛土工16段中、現在15段目施工中です。
もうすぐ補強盛土工が完了します。
完了後、下請業者検査・社内検査・監督員による段階確認を受ける予定です。
台風10号が、現在四国の方で猛威をふるっているみたいです。。。
こちらにまで影響が出ると予定が狂ってきます。。。
直撃しないことを願います🥺
本日(8/27)、県内の県立高校1年生4名が現場見学に来られました。
積極的に質問してこられ、とても熱心な生徒さんたちでした。
今回の経験が皆さんにとってプラスになれば幸いです。
皆さんの今後の更なるご活躍を願っています。
8月11日~8月15日まで、お盆休みとし道路を開放します。
解放はしますが、信号機を設置しての片側交互通行としますので、通行の際は充分注意してください。
本日(8/10)は、朝から単管・ネットフェンス等を設置し、午後から路面の清掃を行い、16:00頃より開放しました。
本日(8/8)は、10:00~2時間、安全教育・訓練を行いました。
今月は2時間×2回を予定しています。
10:00~ 工程についての説明
10:20~ 建設作業に関係の深い資格について
10:40~ 電動工具(研削といし)の取扱いの注意事項、梯子設置の際の注意事項
7月31日現在で、谷側起点側の補強盛土工の8段目まで完了しています。
7/27(土)より、ジオテキスタイル補強土壁工法(8段目~16段目)の施工に取り掛かっています。
0_ジオテキスタイル補強土壁工法(アデムユニットキャップ工法)とは?
盛土内に敷設されたアデムと壁面材を連結して積層することで、急勾配の補強盛土・補強土壁を構築する工法です。※1~7段目の拘束土壁工法(ジオステージ工法)は、背面をも拘束し盛土材を包み込み一種の「土のう」としていましたが、この工法は背面は拘束しない工法です。背面の型枠設置・アデムの巻き返し・上段アデムとの連結以外は、施工方法にほぼ変わりはないようです。
1_アデムの加工
予めストックヤード等でアデムを設計長さに切断します。
2_法面ユニット連結金具仮留
ユニットとアデムを連結するための連結金具を取り付けます。連結金具のらせん部の山が一目づつユニットの目に合うようにはめ込み、直線捧をユニット底面のらせん部にさし込みます。※HG-80以上は、2列設置します。(8段目はHG-200)
3_1段目法面ユニット設置、アデム敷設
ユニットを計画位置に正確に設置し、隣り合うユニット同士をインシュロックで2箇所固定した後、ユニットの底版かかと部を固定ピンにて2 箇所留めます。ユニットの上に、所定の長さに切断したアデムを重ね、直線捧をアデムの上側のらせん部にさし込み接続し、地山側は2隅を固定ピンで固定します。※隣り合うアデム同士が10㎝以上開かないように注意します。
4_法面ユニットの組立
補強拘束ネット付き植生シートを、種子帯を盛土側にして付設し頂部にユニットキャップを取り付けた後、法面側と底版側のマーキングに合わせ背筋を取り付けます。
5_盛土材のまき出し、敷均し、締固め
1層の仕上り厚さを20cm以下となるように、バックホウと人力により平坦に敷均します。締固めは、ハンドガイドローラーにより所定の密度がえられるよう入念に行い、端部や狭隘箇所についてはコンパクターにより行います。
6_層厚管理材敷設
2層目までの締固め完了後、幅1.0mの層厚管理材を法面延長方向に敷設します。さらに、3層目のまき出し、敷均し、締固めを行います。(層厚管理材は、法面ユニットに作用する土圧を低減させるとともに、植生の為の保水材としての働きを有します。)
7_水平排水材敷設 ※偶数段のみ
厚管理材敷設後、盛土材料に生じる過剰間隙水圧の消散を目的とされている水平排水材を所定の位置(@2.4m)に敷設します。
8_植生シートの巻上げ、次段へ
3層目締固め完了後、補強拘束ネット付き植生シートを巻上げ、次段の法面ユニットを配置します。
ここまでが、基本的な流れです。これを16段目まで行います。
お盆休みまで、何段目まで完了できるでしょうか?
7月22日(月)、補強盛土工の1回目の現場密度試験(突き砂による土の密度試験(JGS 1611))を行いました。
本日(7/26)、手元に報告書が届いたので報告します。
〇富山県土木工事施工管理基準〔品質管理基準〕では、下記が規定されています。
・規格値:最大乾燥密度の95%以上
・試験時期・頻度:500㎥につき1回の割合で行う。※1回の試験につき3孔で測定し、3孔の最低値で判定を行う。
本工事の谷側起点側の補強盛土工の設計総土量は約1,100㎥なので、ジオテキスタイル拘束土壁(1~7段目)で1回、ジオテキスタイル補強土壁(8~16段目)で2回の計3回実施する予定にしています。
今回の試験結果は、①95.9 ②96.7 ③96.6 で、判定は【合格】でした。
昨日(7/26)、当社安全担当による毎月1回抜き打ちでの社内安全パトロールでした。
現場の作業状況や保安施設等、各種安全書類等についてチェックしていただきました。
特に指摘はありませんでしたが、
「暑い日が続くので、熱中症対策を万全に!」
「お盆休み(8/11~8/15)規制解除の際は、保安設備に不備が無いように!(通行車が安全に通行できるように!)」
とのことでした。
さて、現場のほうはというと、本日で拘束土壁(1~7段目)が完了しました。
明日からは、補強土壁(8~16段目)の施工となります。
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