施工ブログ
現在進行中の施工現場レポートです。
先週、6月8日に中間検査で躯体の出来形検査を受け、埋戻しを行いました。
埋戻しは仮設鋼矢板が引き抜ける高さまでとし、20㎝巻き出しで19層で敷き均し、転圧作業を行っています。
本日は、土止め支保工(切梁・腹起し)の撤去を行い、残置部については矢板のガス切断、引抜き部については油圧式バイブロハンマにて矢板の引抜き作業を行っています。
今週6月6日月曜日、側壁部の型枠脱型後 側面部に含浸性湿潤養生剤の散布を行いました。
翌6月7日火曜日には、テストハンマーによる強度推定調査、出来形測定、社内検査(第3回)を実施。
そして本日6月8日水曜日に発注者による工事中間検査第3回において、補強コンクリートの躯体の出来形検査を受けています。(検査は指摘事項もなく無事終えています)
6月2日木曜日に側壁部のコンクリート打設を行いました。
名称は「側壁」となっていますが、幅は1.6mあります。
高さが1.38mあるので、3層(1層約50㎝程度)でコンクリートの打込みを行っています。
底版部のコンクリート同様に、含浸性の湿潤養生剤[サンマテラーアクアバンク]を翌日の朝一に散布しました。
6月6日月曜日に脱型を行う予定となっており、脱型直後に側面にも散布を行います。
5月26日木曜日に底版部のコンクリート打設を行いました。
天候もよく、打設数量は92㎥でしたが、約半日(8:30~13:00)で打ちあがることができました。
翌日には湿潤養生を行うため、[サンマテラーアクアバンク](養生剤)の散布を行っています。
今回の現場では、杭頭鉄筋、躯体鉄筋に対して防錆処理として[サビラーズ]の塗布を行いました。
20年以上 土木現場に携わっていますが、防錆処理を行ったのは今回工事が初めてとなります。
実際、塗布を行ったところ、錆びの発生を抑止することができました。特に曲げ加工部分は錆びが発生しやすので、塗布を行うことは効果的でした。
塗布した効果は見た目でわかりやすく出ました。
次回工事からも曲げ加工部分についてはサビラースの塗布を実施していきたいです。
補強コンクリート部の躯体鉄筋がすべて組みあがりました!
鉄筋量が多く、特に500ピッチでせん断補強筋を結束する際は、しゃがみながら作業を行う必要があり大変そうでした。
鉄筋組立業者は旭鉄筋(株)さんで、綺麗な仕上がりで鉄筋を組み立てらています。
補強コンクリートの躯体鉄筋のうち、下面部分(側壁部含む)が完了しました。
5月11日から補強コンクリートの底版部の鉄筋組立作業を行っています。
杭頭内に通す鉄筋については、無事に杭頭鉄筋のわずかな隙間を通して設置することができました。
来週月曜日に底版の下側部分の配筋確認(段階確認)を受ける予定になっています。
5人がかりで鉄筋を挿入(配置)しています
縦断方向 2本、横断方向 4本
今週から鉄筋業者さんが現場に乗り込み、鉄筋組立作業を開始しています。
まず初めに杭頭の埋込鉄筋D29の曲げ加工を行い、D35の杭頭補強鉄筋を外部で組み立てました。
杭1本分のみ段階確認を受け、他の11本分は自主管理にて配筋確認(測定・写真撮影)を行いました。
配筋確認後 随時、D35の杭頭補強鉄筋を杭頭内に設置しています。
すべて設置が完了しました。
本日から躯体鉄筋の組立をはじめていますが、杭頭内にD29の躯体鉄筋を横断方向に4本、縦断方向に2本通さなければならず、鉄筋を杭頭内に通すのに一苦労しそうな配置となっています。
今週はあと施工アンカーの定着作業を行っています。
あと施工アンカーは、上向き(D19)と横向き(D29)があり、足場が設置してあるうちに上向きのアンカー筋の施工を行い、その後横向きのアンカー筋の定着作業を行います。
削孔内に定着材(ジョリシールJB-22)の注入を行い、順次アンカー筋の挿入を行います。
今週月曜日から、既設躯体コンクリートの表面処理(目荒し)作業を行っています。
目荒しは、《ビシャン仕上げ》となっており、専用の器具で作業を行っています。
作業は体力勝負で、施工業者 〔鎧塚ハツリ工業〕の若い20代の斫り工 4名が作業を行っています。
上向きがD19のアンカー筋で、削孔径Φ28、深さ240㎜(鉄筋径の12d以上(19×12=228))、
横向きがD29のアンカー筋で、削孔径Φ38、深さ360㎜(鉄筋径の12d以上(29×12=348))の削孔作業を行っています。
どちらも削孔が完了し、明日からは既設躯体のコンクリート表面処理(目荒し:ビシャン仕上げ)の作業を予定しています。
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