施工ブログ
現在進行中の施工現場レポートです。
本日(11/5)、区画線の設置を行いました。
〇区画線の施工は、湿潤状態だと施工できません。設置箇所を充分に乾燥させます。
〇施工箇所をほうきで清掃し、異物・雑物の無いようきれいに清掃しチョークで作図します。。
〇塗料(区画線)の路面への接着を強固にするため、プライマーを均一に塗布します。
〇今回の区画線工の施工は手押し式施工機による人力施工とします。
施工機に塗料を供給します。
〇プライマー乾燥後、区画線塗料を塗布します。
※ガラスビーズとは・・・区画線に入れられるガラスの粒で、夜間でも区画線が見えるようにするために使用されます。区画線は溶融式といって、粉末の材料を熱で溶かして液状にし、その際にガラスビーズを入れます。ガラスビーズが入っていることで、車のライトによる光の再帰反射の割合が多くなり、夜間でも区画線が見えるようになります。右の写真の前側から塗料を塗布しており、そのすぐ後ろからガラスビーズを散布させています。
〇完了すると、道路がわかりやすく運転しやすくなりました。
これで、この工事のすべての工種の施工が完了しました。
この道路をご利用される皆様には、長い間ご迷惑をお掛けしました。
多大なご協力とご理解をいただき、工事を無事完成させることができました。
ありがとうございました。
◎10/30(水)は、路盤の不陸整正を行いました。
予め低めにしておいたので、まず補足材を投入し所定の高さに仕上げます。
路盤の不陸整正完了後、乳剤の散布を行います。(※プライムコート)
※プライムコート・・・路盤とアスファルト舗装のなじみを良くするほか、路盤表面部に浸透してその部分を安定させる働きや降雨による洗掘および水の浸透防止、路盤からの水分蒸発を遮断することを目的としています。
◎10/30(木)は、基層と表層の施工を行いました。※この道路のアスファルトの構成は5cmの基層と5cmの表層の2層の構成となっています。
①基層
②表層
基層施工完了後、乳剤の散布を行います。(※タックコート)
※タックコート・・・基層工と表層工の接着及び継手部や構造物との付着を良くすることを目的とします。
ここから先の施工方法は、先の〔基層〕と同じです。
◎11/1(金)は、アスカーブの施工を行いました。
※アスカーブ・・・アスファルトで作る『縁石』のようなものです。雨水など道路に発生する水を、排水溝などへ導水させる役割を持ちます。
・アスカーブの施工は、専用の機械「自動カーバ(アスカーバと呼ぶこともあります)」を用います。自動カーバのホッパーに、アスファルト合材を投入することで機械からところてんのようにアスカーブが出てきます。出てきたアスカーブに人力で手を加えながらきれいに仕上げます。
舗装工事が完了しましたので、本日(11/1)午後より規制を解除し道路を全面開放しました。
明日(11/2)は、終日【☂】の予報となっています。その前に完了できてよかったです。
見通しが良くなったことで、道路は走りやすくなっています。
充分注意して通行してください。
※舗装工の施工については、改めてアップします。よろしくお願いします。
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